ぼくたちのかくめい!オンライン感想 DIALOGUE+は最高です。
2020/06/20開催、DIALOGUE+のオンライン配信ライブ「ぼくたちのかくめい!オンライン」の感想です。
最高でした。全く新しいコンテンツを見たような衝撃を受けました。
イベント概要
DIALOGUE+さん
知ったきっかけはアプリゲーム"CUE!"で、1stシングル「ぼくたちのかくめい!」の発売あたりからほそぼそと応援していました。
オンライン配信ライブ「ぼくたちのかくめい!」
Voice Mediaさんによる公式レポート
感想
最高です。
とにかく真っ先に伝えたい言葉です。
正直オンライン配信なので、実際に集まって会場の熱を感じて高まっていくライブの代替にはならないだろうなぁ、と高を括っていたのが実のところでした。当日も配信を見ながら別の作業をしよう、など考えていた程です(それはさておき画面の前にしっかりペンライトを準備してた)。
それが、いざ始まると完全に釘付けになり、最後まで全く目が離せませんでした。せっかく買ってきたお菓子も、水を汲みに行くタイミングすらありませんでした。
DIALOGUE+の8人のパフォーマンスにはもちろんですが、映像演出、バンドの演奏、何もかもに目を奪われました。
感情がぐちゃぐちゃになってるので、かろうじて文章にできそうな思い出の強い曲をいくつかピックアップして感想を書いて行きます。
Domestic Force!!
元々DREAMY-LOGUEの中で異質な曲で、後ろ向きな気持ちに発破をかけるような曲です。他の曲に比べて、言ってしまえば暗くダークな印象を持つ曲なので、ライブでどのように使われるかとても楽しみでした。
曲前に映像が入り、メンバー一人一人が画面の中の自分を見つめて、ネガティブな自分と向き合う、そのような映像でした。
普段明るいメンバーを見ていたので、それぞれが口にするそれぞれのコンプレックスや悩みの告白に震えが止まりませんでした。Domestic Force!!への繋ぎの映像と分かっていてもです。
映像の中で告白した言葉がメンバーそれぞれが本当に持っていた悩みやコンプレックスなのかは、結局キャスト打ち上げの中では触れられませんでしたが、きっとDIALOGUE+ONLINEやその他で語られるタイミングがあるとは想います。
ですが、僕はとても自分から質問する勇気は出ませんでした。ラジオにお便りを書いたり、Twitterで質問っぽいものをタグ付きでスッと投稿するなどの手段があっても、僕は怖くなって質問できませんでした。それほど語られていたものがあまりにも人間らしい悩みばかりでした。
Domestic Force!!の複雑なフォーメーション、激しいダンス、「何も見えなかった」と後にメンバーから語られるほどの激しいステージ点滅を含む演出の数々に圧倒されました。
今までいくつかの声優ライブを見てきましたが、間違いなく見てきた中で一番激しいパフォーマンスだったと感じるほどでした。それでいてしっかり綺麗にフォーメーションは決まっていて、見ていて本当に圧倒されました。素晴らしいパフォーマンスでした。
好きだよ、好き。
僕がDIALOGUE+を本格的に応援したいと思うキッカケになった曲でした。
ステージの縁に座るメンバーの後ろ姿、アカペラから始まる曲、涙が止まりませんでした。
きっと同じ想い入れを持っているファンは多いのでわかる人にはわかると思うのですが、文章にするにはあまりにも語彙力が足りず、本当に何も言えないのが悔しいのですが、本当に心奪われました。
自分が思い入れがある曲をメンバーやスタッフが同じく(きっと僕以上にとても)大切に扱ってくれることにとても感謝しています。心が繋がっているような、そんな気分にさせてくれます。
ぼくらは素敵だ
DREAMY-LOGUEの最後のトラックになっている楽曲で、賑やかな曲なので無意識に振りが入るものだと思いこんでいました。
最後、メンバーが円になって、お互いの顔を見ながら歌う姿を見て、本当に涙が止まりませんでした。
インタビュー記事の3ページ目にて、音楽プロデューサーであり作詞作曲をした田淵智也さんのこの曲に込めた想いを語られています
メンバーが自分たちのために歌う歌であり、メンバーの方を向いて歌う姿をカメラで抜く構図は本当にお見事の一言です。
元々曲が持っている、メンバーがメンバーに向けて歌うのをファンが聞いていて自分ごと化しているような(個人の解釈)、言ってしまえば少し変わった構図をオンライン配信ライブで的確に表現していたのは素晴らしかったです。
ぼくたちのかくめい!の無観客ライブ革命
コロナウィルス対策で無観客ライブになったイベントをいくつか聞いていましたが、実際に視聴するのは初めてでした。
きっと本来聞こえていたであろう声援が聞こえない会場でパフォーマンスをする演者も、見ているファンもきっととてもやりづらいものなのではないか、という印象を持っていました。実際ぼくたちのかくめい!中も、自分の声援が届けられないことをもどかしく思っていました。
ですが、ぼくたちのかくめい!はただの無観客ライブのオンライン配信ではありませんでした。
映像配信であることを活かしてテロップ入りの演出、でも生ライブらしい流れの良さ、生ライブと配信の良いとこ取りをしたようなライブでした。
特に驚いたのは、曲間の繋ぎです。生ライブでは曲間にファンの歓声が入るのが定番ですが、無観客ライブではそれがありません。見ている側としてはその間がとてももどかしいのですが、ぼくたちのかくめい!では語りを入れてストーリー調にしたり、映像を流したり、それでいて稼ぐ尺は最小限にする努力をしていました。
その結果は、披露楽曲13曲(OP含)で全体の尺が1時間ほどという数字に表れていると思います。
1曲あたり4分と大雑把に仮定して、曲だけで50分前後になるはずで、残りの時間で裏での着替えが3回を含め語りパートやバンドのソロ回しが詰まっていました。
全く目が離せなかったのはパフォーマンスの力強さとこの構成力の賜物です。
曲中の演出も、客席を駆け回ったり、座ったり、ステージでも客席側ではなくメンバー同士を見ている様子をカメラで抜いたり、無観客ライブならではの演出、それを前提にした構成がありました。
生ライブはできないからを無観客ライブを生配信しよう、ではこんな構成は絶対に思いつかないだろうし、生ライブとも映像配信とも違う新しいコンテンツとも言えるほどの衝撃がありました。
DIALOGUE+はまだまだ歌が不安定だったり、成長の過程にあるユニットだと思います。それでも、これは宝石の原石なんだと信じさせてくれるような魅力が詰まった8人で、輝けるように尽力しているスタッフ陣に囲まれています。そのことをオンライン配信という形で最大限表現してくれた、素晴らしい配信だったと思います。
私にとってDIALOGUE+とは
見守っていきたい、そして応援したい、自分もそんな風に生きられるかな、とパワーと希望をもらえる存在です。
— 二度手間 (@nidodema_box) 2020年6月20日
ライブ本編、キャスト打ち上げ配信、そしてスタッフ陣の打ち上げ配信を見て、この1時間の配信ライブのためにどれだけ関わった方々が情熱を注いできたのか、DIALOGUE+のメンバーがどれだけ頑張ってきたのかが痛いほど伝わりました。
本当に、痛いほどという表現がとても比喩ではないほどに伝わってきました。
もちろん伝わったのは100%ではないだろうし、配信の中で語られた以上に大変な努力をしてきたのだと思います。それでも、自分には本当に十分過ぎるほど痛く伝わってきました。
自分は怠惰な人間なので、今までほとんど努力らしい努力をしてきた記憶がありません。恵まれた環境で、甘やかされて育ってきた側の人間である自覚があります。
だからこそ、アーティストさんや声優さんを応援するのがたまらなく申し訳なくなることが多々あります、頑張っている人に向けて自分が「頑張って、応援しています」なんて言葉を投げて良いのかな、と不安になることがあります。
それでも応援したいし、応援している人がココに一人居るんだぞ、という想いをどうしても伝えたくなる存在が、僕にとってのDIALOGUE+です。
そして、頑張っているんだから自分もなにか頑張ってみよう、と思わせてくれるような存在です。
僕はDIALOGUE+をはじめ、いつも本当にたくさんの人から元気と希望をもらっています。その恩返しなんて言ったら押し付けがましいですが、こんな自分の一言でも少しでも力になるのであれば、力になっていてほしい、なんて僕の身勝手な想いで、応援していますという気持ちを贈りたいです。
総括
DIALOGUE+は、最高です。
感想より自分語りのほうが多いような感想ブログになってしまい申し訳ないの気持ちがあります。正直ライブに関しては「見た人にしか伝わらん」と常々言っていて言語化能力が無に等しいので、言えるとすれば「まだアーカイブ期間なら是非"ぼくたちのかくめい!"を見てください」です。
いや、わかる、わかるんですよ、3.5kは安くないんですよ。でも円盤化する発表があるわけでもないし、アーカイブ期間過ぎたらもう見れなくなることを考えると本当に是非とも見てほしい映像なんですよ。
どうやって布教しようかな…、とりあえず友人の家にDREAMY-LOGUEを持って周りたいと思います。DIALOGUE+は最高です。
これからの成長が楽しみです。応援しています。
内山悠里菜さんが愛らしいので見てください
昨日のライブ直後のわたし😊 https://t.co/jXF3KaDBV0 pic.twitter.com/qLUfPu3LTM
— 内山 悠里菜 (@uchiyama_yurina) 2020年6月21日