お手数をお掛けします

二度手間のHNでいろんなところにいます。ライブの感想など、忘れたくないもの、伝えたいものを残す場所。

DIALOGUE+PARTY2021「ぼくたちの現在地」感想 配信1000円、実質無料むしろプラス

最高の最高だった。感染症がなければ間違い無く文句なしの最高のライブだった。悔しい。

概要

2021年1月10日、DIALOGUE+によるライブイベント「DIALOUGE+PARTY 2021 ぼくたちの現在地」が開催されました。

DIALOGUE+JAM Vol.2 | DIALOGUE+ オフィシャルサイト

(表示はDIALOGUE+JAM2になってるけど現在地URLです)

配信有りの現地イベントの予定でしたが、新型コロナウィルスが再び感染拡大の兆しを見せたため、急遽1部のみを現地観覧有り、2,3部は現地観覧無しの配信有りの形になりました。

(追加公演): 全力パフォーマンス編(ライブ)現地のみ 1部: 全力パフォーマンス編(ライブ)/ 配信チケット 1000円 👈
2部: 全力新年会編(トークイベント)
3部: 打ち上げ新年会編(スタッフ陣の感想会、トークイベント)(別名 おじさんたちの現在地)(従来の予定は 24:00-29:00

と、発表時からツッコミどころの多いイベントです(最高)

結局3部の 頭悪い 日程は翌日になってしまいましたが、それでも配信チケットが一番高い/予定時間が一番長いというツッコミどころ。

DIALOGUE+について軽く

MEMBERS | DIALOGUE+ オフィシャルサイト

声優8人組ユニット
アプリゲーム「CUE!」のキャストから構成されているが、楽曲繋がり等の関係は(現在は)無し
UNISON SQUARE GARDEN田淵智也さんが音楽プロデューサーを務めており、楽曲提供その他彼女たちの活動について深く関わっている

DIALOGUE+について、2020年6月30日に行われた配信ライブ「ぼくたちのかくめい!オンライン」についても書きましたのでこちらも是非

nidodema-box.hatenablog.com

この記事かいてるのは

1部現地から帰ってきて、2部リアタイ間に合わなかったのでアーカイブで見ようとしたら「おじさんたちの新年会」と称したYouTubeライブが突然始まってそれを見て、2部アーカイブを見る前です。
なのでほぼ全て1部現地の記憶のみの感想です

感想本編

セットリスト

1. はじめてのかくめい!
2. ダイアローグ+インビテーション
3. 大冒険をよろしく
4. 好きだよ、好き。
5. トーク!トーク!トーク!
6.  Domestic Force!!
7. パジャマdeパーティ
8. ぼくらは素敵だ
9. あたりまえだから
10. 謎解きはキスのあとで
11. 走れ
12. I my me mind
13. 20xxMUEの光
14. 夏の花火と君と青
15. あやふわアスタリスク
16. 人生イージー?

あまりにもシンプルなセトリでした、CD等の発表順です。CD収録順まで一緒。

はじかくスタートはわかりやすく、インビテーションが2つ目に来たのも驚いたけど納得、幕真のモノローグを挟んで3つめに大冒険が始まり4つ目に好き好きが来た瞬間に「あっ」と悟りました。
次の曲が読めない興奮もあれば、次の曲がわかる興奮もありますよね、完全にやられました。死刑宣告。

「ぼくたちの現在地」の意味と構成

このタイトルは「2019年のデビューから波乱の2020年を駆け抜けて、改めて自分たちの軌跡と現在地を確認しようじゃないか」という意図(超意訳な上にうろ覚えな記憶)とのことで、CD発売順に辿るのはあまりにも正解過ぎるし偉すぎる。

さらに、CDの間をまたぐ場所で幕間映像が入り、モノローグで当時のことを振り返る、というようなシンプルなものでした。

DIALOGUE+結成、ミニアルバム発売と同時期の感染症による自粛、その間でも出来る限りやってきたこと…。
配信チケット1000円とのことで、興味をもって初めて見にきた人に楽曲たちが生まれた時系列などを語っていくように、そしてリアルタイムで追ってきたファンには当時を懐かしむように、ライブの仲で時間が進んでいきました。こういうの好きだよ、好き。

中には追ってきた人も初めて聞くような心情の吐露があったり、驚かされました。ぼくかくオンラインのDomestic Force!!の前後の幕間を思い出しました。そこも含めて想い出ボム。

曲ごとの感想

かろうじて言葉にできそうな曲をピックアップしていきます

2. ダイアローグ+インビテーション

拷問。

マジで拷問でした。考えてみたら初めて現地でインビテーション聞いた(初現地なのでそれはそう)んですが、声を出せないことがこんなにつらいなんて。
「せーの!」を叫ぶために現地に行きたいまで言っても過言ではないです。

ぼくかく!オンラインから始まり、過去の無観客配信ライブでもラスサビ前の「せーの!」については誰も歌わず、声も入らず、オケオンリーのパートになっていて毎回はがゆい気持ちをしていましたが、現地で、目の前で歌って踊っているとなるととにかく悔しい気持ちでいっぱいでした。

それはさておき、初めて見る背景演出でした!!!!!!!!
インビテーションの映像といえばMV(DIALOGUE+JAM vol1映像)だったんですが、各ソロパートの台詞が背景映像として新しく作られてました。人生イージー?/あやふわアスタリスクのティザーのような歌詞出る映像で、こういうの好きなのでテンション上がりました。かっこいい

www.youtube.com

8. ぼくらは素敵だ

DIALOGUE+は素敵だ

素敵だ……

ぼくかくオンラインでは無観客配信なことを活かして、メンバーが円になって向き合いながら歌うという演出をしましたが、今回は最初は半円になってメンバーを見ながら、その後は横に広がって観客側を向いて歌うという形でした。
今回は名前が「全力パフォーマンス編」と言うだけあって、MCもほぼ無し、終始ダンスでとにかく見ている側は圧倒されっぱなしだったのですが、こっちを見てくれた!!みたいな気持ちになりました。見てくれるって嬉しいね。

最後、多分みんな集まるのに端っこにいたゆりにゃがずっと観客側みていて動かなかったから腕ひっぱっていくねーねを見てニコニコしました。ここは僕の墓。

9. あたりまえだから

語るのすら無粋ではありますが…。

あたりまえだと思っていたことがあたりまえじゃなくなった頃にみんなで作った曲、メンバーやスタッフの思いが込められている曲です。
もちろん僕らログっ子も例外ではなく、きっと思い入れが深い曲だと思います。

僕は特にCメロの「もしかして ふとした時になんかどうでもよくなって」から始まるパートが大好きで、涙でなにも見えなくなりました。

D+の楽曲はとにかくポジティブなんて言葉じゃ言い表せないほど前に立って引っ張ってくれるような曲ばかりなので、そんな彼女たちがそんなこと歌っちゃうのかと驚いた記憶があります。

あたりまえなんだよなぁ…(唐突に尽きる語彙力)
あたりまえなことも、実はあたりまえじゃなかったことも、全部「あたりまえ」って言い切っちゃうこの曲のことが大好きです。あたりまえ。

10. 謎解きはキスのあとで

朗読公演の「走れ!君と曖昧な光のあとで」以来の披露、しかも未配信曲なので本当に久々です。

走れ君の2回しか見てないのに忘れられない傘を使ったダンス、サビではセンターボーカルの二人が広げた傘で顔を隠してなにやらする様子。走れ君はいまはもう見る手段がないので記憶の中だったのがまた見られて本当に幸せでした。

2階席だったのでフォーメーションもよく見られて、本当に鮮やかに形を変えていく様子は流石でした。傘の使い方が天才。走れ君の配信で見られなかった動きまで見られてよかったです。

15. あやふわアスタリスク

なにもかも初見で脳が追いつきませんでしたわ。

タイトルの「現在地」って聞く度に「まさかあやふわもやるんじゃ…?」と思っていたら本当にやりました、まさかマジでやるとは正直思ってなかった(いま思えばなんでそんな信じなかった?ってくらい伏線はあった)

フル尺とMVが初公開、初披露でした、MVも見たいしダンスも見たいし曲の構成はなんか頭おかしい(褒め言葉としてよく使われる)しラップ入った??なんかめっちゃ格好良かった

スローテンポで電子音とかシンセの音が入った最近キテる曲調の曲を勝手にエモEDMと呼んでるんですが、完成形のようなものを見ました。
EDMってダンスミュージックなので、次の展開がわかりやすい方が乗れるので流れがわかりやすくなりがちなんですが、あやふわに関しては次の展開が全く読めませんでした。曲としてのポテンシャルの高さ、大好きな8人が目の前で歌って踊っている姿、映像のプロ達が作り上げたMVの初公開の全てが重なって、受け止めたいのに全く情報を受け止めきれない感覚がずっとありました。

16. 人生イージー

それがどうした人生は神ゲーだが???????

あやふわで完全に脳がパンクしたので脳死になりました。人生イージーは楽しい。

聞きながらコレ作る気満々でした。

ちょうど公演前日にフル尺が先行配信され、2番の天才のそれ(語彙力)を浴びていたのでとにかく楽しみで楽しみで仕方なかったです。
楽しみすぎて曲中の記憶はありません。すみません。アーカイブ見ます。

総括

悔しい。

元々会場のキャパシティの50%でチケットを販売していた上に、非常事態宣言の発令で自粛したログっ子も多い様子で、現地の人がとにかく少なかった。
もちろん自粛した人に何か言いたいわけでもなく、むしろリスクを理解して自粛した人たちは本当に凄いと思っています(自分は自粛できなかったので)。

でも一番はやっぱり、そんなことを気にしないで100%の観客でみんなでダイアローグ+インビテーションのラスサビ前の「せーの!」を叫べることなんですよね。
自分にとって初めてのDIALOGUE+現地参戦でしたが、全力パフォーマンスを受けてこちらから何も返せなかったことがとにかく悔しいです。

ライブ中もなんですが、応援したい相手が目の前にいるならなにか伝わる形で応援したい、でもコールは出来ないのでペンライトを振ったり拍手することしかできないもどかしさといったらもう。これはこれで今しか感じられない気持ちではあるんですが、次は絶対にこんな思いをせずに全力でみんなが幸せに楽しめるライブになってほしいと強く思えるイベントでした。

無言の会場と帰り道

周りのイベントが軒並み中止延期発表をしている中、おそらく多くのログっ子がこちらも配信のみになるだろうな、と諦めの気持ちを多少なりとも抱いていたと思います。
その中で1部は客入れて開催のお知らせ、そして現地チケットを持っている人にはあるメッセージが届きました。
感染症関連の話題はセンシティブなので扱いが難しいところではあるのですが、超要約すると「来ることを選んでくれた人はマジで対策して楽しんでくれ」でした。
現地に来たログっ子達は間違いなくそのメッセージを見たはずで、そうでなくとも世の中の自粛ムードの中現地イベントを開催することの周りからの評価のリスクを考えたと思います。

その意思の現れか、終演後は拍手以外はほぼ完全無言、聞こえるのはホールの案内と警備員の指示だけ。
流石に外に出れば会話もあるだろうと思ったのですが、中野ZEROホールから中野駅まで続くログっ子達の行列(間隔は広め)は文字通り無言でした。あまりの異質な光景に感動すら覚えました。

もちろん全員が全員というわけにはいかないでしょうが、意識を持って行動していた人がかなりたくさんいたという事実が嬉しかったです。

内山悠里菜さんが愛くるしい話

内山さんはあんまりTwitterの更新頻度がたかくない人だったんですが、フリートが実装されてから頻繁にフリートを投稿してくれます。すき。

現在地直前のフリートは

「手がかじかむ」

「この言葉あんま使ったことないけど使ってみた」

でした。不思議だね。好きです。

あとこれは愛らしい内山悠里菜さん